・たまふり―佐々木誠の木彫展
平成26(2014)年8月6日(水)―9月6日(土)
正午―午後6時 (日・月曜休廊 最終日は5時まで)
たましずめ(魂鎮め)とたまふり(魂振り)、二つながらにして神道では「鎮魂」を意味し、たまふりは衰微した生者の魂を蘇らせます。平成二十六年夏、日本の神話や歴史精神を制作の源泉としてきた佐々木誠さんの彫る木霊達が、現代という時代を生きる私共の魂に迫ります。根源に発し時代を貫く精神との共振が、次代を結び、産霊(ムスビ)の力、芸術の生命、今を生きる力を鼓舞するでしょう。
■佐々木誠 略歴
一九六四年東京生まれ/八四年より木彫を中心に制作活動を始める/日本の風土、民族的歴史に自己の胚胎の原点を据え、神話や信仰遺品から造形をイメージし制作を続けている/一九九七年彫刻創型展、文部大臣賞/一九九九年同展、創型会賞/二〇一〇年「第三六回人人展」東京都美術館、「小さな人人展」羽黒洞、「Asia Top Gallery Hotel Art Fair 2010」Grand Hyatt HK羽黒洞ブース(香港)、個展「祖形-ヒトガタ-」羽黒洞/二〇一一年個展「大日本者神國也-オホヤマトハカミノクニナリ」/二〇一二年「アートフェア東京2012」シャッフルⅡブース出品、「月ノカホリ Art Colours vol.3 」パークホテル東京、個展「靈ちはふ國」羽黒洞/二〇一三年個展「豊葦原瑞穂國」ギャラリー隠れ里/二〇一四年個展「皇國大道(スメラミクニノオホミチ)」羽黒洞、「秘展―垂直ノ存在社」ギャルリさわらび、個展「たまふり」ギャルリさわらび