東京銀座 ギャルリさわらび 公式サイト ~おかげさまで平成30年、開廊15周年を迎えます~

「美術の窓」(生活の友社)12月号の展覧会評に掲載されました。

展覧会予定 2018.1 櫻井陽司展

      2018.2 東千賀展

      現在、3~8月にかけて、各月、漸次、予定が決まりつつあります。

展示風景(2017.11.10)/佐々木誠《湯津爪櫛、発心門》

《刻》

 

神谷ふじ子展

2017年10月30日(月)~11月5日(日)
11:00~18:00 最終日は17:00まで

「進歩」というものが我々から「死」を遠ざけ、同時に「生」の灯に影を落としていないだろうか。むしろ、すぐ隣にある「死」と親しかった我々の「生」はかがやき、そこから生まれた美がかがやいていた。神谷ふじ子の彫刻におけるうつろいゆく時、或いは「死」たる銅板の腐蝕、緑青の重なりは、七宝焼という「生」の片影と一体となり、あらわれたフォルムの魂鎮めをしている。魂を振い起こす「たまふり」のために捧げられつつ。ミケランジェロ最晩年の作「ロンダニーニのピエタ」に神谷は深い啓示を受け、その未完の永遠性を日本人としての自然観と共振させることで、非時間への端緒を開こうとする。生きるゆえの「死」への想い、よみがえり・・。彫刻家は「いのち」に殉じようとしている。

 

 

・見えない力―感動という原点

[木彫]佐々木誠+[日本画]木村浩之

 

【前期】平成29年4月23日(日)~4月29日(土)

【後期】     5月6日(土)~5月10日(水)

正午~午後6時 (最終日は5時まで) 入場無料

 

[木彫]佐々木誠 略歴

昭和39(1964)東京生まれ。1997年彫刻創型展、文部大臣賞。2010年個展(羽黒洞)。2012年アートフェア東京シャッフルブース出品。2014年個展(ギャルリさわらび)。「スサノヲの到来いのち、いかり、いのり」(足利市立美術館、2015年DIC川村記念美術館、北海道立函館美術館、山寺芭蕉記念館、渋谷区立松濤美術館に巡回)。

 

[日本画]木村浩之 略歴

昭和50(1975)東京生まれ。多摩美術大学日本画専攻卒業。2009年個展 (Galerie Hexagone / ドイツ・アーヘン) 2011年個展 (柴田悦子画廊、羽黒洞)。2013年個展(新宿伊勢丹) 個展(銀座三越)2014年第38回人人展出品。2015年個展(パークホテル東京)。2016年個展(ギャルリさわらび)。個展(南魚沼市・池田記念美術館)。

 

昨秋展「角力國家ノ元氣ヲ養フ」(角聖常陸山の言葉)は、茨城県(常陸国)出身の稀勢の里関へのエールでもありました。相撲をテーマに描き続けている日本画家木村浩之さんは昨夏、茨城県の舟塚山古墳(堀を含め260m)を訪れ、そこから見る風景の悠大さに想を得た作品「筑波」を描きました。神事である相撲の起源の神、武の神である鹿島神の神域と、万葉集で最も多く詠まれた山である「紫峰」筑波山に挟まれたこの地は、日本武尊伝承の色濃い神話の里でもあります。日本神話や日本の歴史に自己の胚胎の原点を据え、代表作「夜久毛多都」など芸術の神、荒ぶる神たるスサノヲ像でも知られる彫刻家佐々木誠さんと共に、本展ではお二人の作品の奥に宿り、そして滾(たぎ)る「見えない力」に触れて頂ければと存じます。手負いの新横綱を突き動かしたその力こそは、感動という原点、生きる源に通じるものでしょう。綱を締める度に自分自身が清められ洗われると語った横綱のこころは、芸術家の仕事の原点、ひいては私どもの生きる原点であり目指すところでもあるのかも知れません。(田中壽幸)

 

見えない力展ご案内状01.pdf
PDFファイル 287.5 KB
見えない力展ご案内状02.pdf
PDFファイル 559.2 KB

≪筑波≫ 木村浩之 ジークレー版画/B3  限定50

         ※ご予約を承ります(直筆署名印、額装)

(原画/カンバス、白亜、岩絵具、墨、胡粉、雲母)

 

 

感動は力

手負いの稀勢の里の逆転優勝は、相撲ファンのみならず、多くの人の感動を呼びました。勝ち負けも大事ですが、それだけではない、日本の歴史の中に様々な形であらわれている武士道というものを、想起せずにはいられませんでした。
横綱としての最初の場所で、後々のことを合理的に考えれば休場するのが当然であり最善と多くの人が考えていました。ところがその選択肢は無く、14日目は完敗、そして千秋楽の奇跡が起きます。
ようやく横綱となった最初の場所で相撲人生が終わることになろうが、稀勢の里は今ここ、この場所で「一所」懸命を貫きました。大怪我を負って相撲がとれなくなったら、などという「理性」を超越したところにこそ、感動や感激はあることをあらためて教えてくれた春場所でした。スポーツではない相撲を見ることが出来ました。
「大は小をもって、小は大をもって」という言葉がありますが、稀勢の里もこの大事に大決心をして出場したのではなく、むしろあたりまえに土俵に上がり、あたりまえに勝ちにこだわった結果なのでしょう。そこに「見えない力」がはたらいた。人は損得勘定も相俟って、大きなことを小さな気持ちでやるということはなかなか出来ません。
さわらびをはじめたきっかけとなった14年前の感動を思い出していました。世阿弥の言う「初心」を忘るべからずです。

(廊主2017.3.31)

 

 

「東千賀展 動体の静止態、静止体の動態」にお運びいただきまして、誠にありがとうございました。

最終日は節分となりましたが、弊廊にとりましても大きな節目の展覧会となりました。「動体の静止態、静止体の動態」がひとつの結び、渦、結界をかたどり、「鬼は外」に、そしてその「鬼」の力をも結ぶダイナミズムが、画廊空間に展開されたのではないかとかんがえています。一本の線の力、美しさ、作品と空間の一体感や、未完の美、作品の新しさ、若々しさを仰るお客様が多くいらっしゃいました。80歳を過ぎてなお前進する東さんの絵に停滞なく、ゆえに濁らず、清新さがあり、死を描いて死なず、生は死にこそあり・・。

「渦」と共にまたお会いできます折を、お待ちしております。

 

・東千賀展 動体の静止態、静止体の動態

 平成29年1月19日(木)~2月3日(金)

 正午~午後6時 日月火曜休廊 入場無料

 

 

【東千賀 略歴】 岡山・倉敷生まれ/初期の細密画から「夢十夜」「階段」「万象九相」「落下胎」の各連作など、死や滅びの現実を見つめることで生命との交感を希求する姿勢を持ち続けている/1960年女子美術大学洋画専攻科卒業/桑沢デザイン研究所元専任教授(デッサン)/スルガ台画廊、シロタ画廊、紀伊国屋画廊企画展/1999年作品集出版(題辞の「夜光表現双書」は、埴谷雄高氏自筆による)/2008-2010年グループ展「画刻展」お茶の水画廊、淡路町画廊/齣展会員/2012年個展「其の線に、藝術無限をおもふ」ギャルリさわらび/2013年個展「心の灯 東千賀の仕事展」ギャルリさわらび/2013,2014年グループ展「始源へ」羽黒洞、ギャルリさわらび/2014年グループ展「秘展垂直ノ存在社」ギャルリさわらび/2014,2015年個展「垂直の芳香 東千賀作品展」ギャルリさわらび

 

 

・常設展

 [絵画]櫻井陽司・東千賀・木村浩之

 [木彫]佐々木誠

 [写真]藤森武

 正午~午後6時 水~土曜開廊 土曜日は5時まで

 

 

櫻井陽司デッサン展 -PASSION- 無私の情熱

 平成28年11月1日(火)~11月12日(土)

 正午~午後6時 日・月曜休廊

 

 

―角力国家ノ元気ヲ養フ― 木村浩之展 日本画と力士像

 平成28年9月15日(木)~10月8日(土)

 日・月曜休廊 正午~午後6時(最終日は5時まで)

 

※ 読売新聞朝刊東京版(9月30日)に、本展が作品画像と共に紹介されました。

 

《深秋》

《力士像》

 

たまふり 弐―佐々木誠 木彫とドローイング展

 皇紀2676(平成28)年8月29日(月)~9月10日(土)

 日曜休廊 正午~午後6時(最終日は5時まで)

 

 

桜川・真壁のひなまつり特別展(秘展 其ノ四) [画家 櫻井陽司+写真家 藤森武]

場所/茨城県桜川市・真壁伝承館 本館1階

主催/ギャルリさわらび

平成28年2月27日(土)~3月3日(木)

午前11時~午後6時(初日は午後1時より)

 

《海》櫻井陽司

 

 

 

 

 

 

 

 

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