さわらび展 2015・秋

 

さわらび展 2015・秋

  [木彫]佐々木誠

  [絵画]櫻井陽司・東千賀

 

2015年8月12日(水)~11月21日(土)まで

正午~午後6時(土曜日は5時まで) 日~火曜日休廊 入場無料

 

松涛美術館「スサノヲの到来」展(8/8-9/21)にて、スサノヲ像他作品が展示され、またギャルリさわらびの春の個展では、「日本」を主語とするが故の普遍的芸術性を、見る者の心に力強く刻印した佐々木誠さん。本年生誕100年を迎え、ギャルリさわらびにて記念展を予定し、また愛知県美術館では木村定三 コレクション記念展(6/12-7/26)に20点の作品が展示され好評を博した櫻井陽司さん。東京都美術館の齣展(8/11-20)に出展し、ギャルリさわらびの個展や佐々木誠さんとの二人展において、「死」を見つめるが故の「生」を表現し続けてきた東千賀さん。以上、ギャルリさわらび推薦作家3名の展示です。

ご高覧くださいますよう、ご案内申し上げます。(廊主)

※本展のご案内葉書はございません

 

佐々木誠 「拆厳之霊(拆雷神)さくいかづち」(10月24日まで展示)

 

「古事記」の神話では、火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を生んだ為に女陰を焼かれて死んだ伊邪那美命(いざなみのみこと)を追って伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国に下った際、その焼け爛れた身体から蛆とともに生まれた神々の姿を見たとされる。このとき、頭から大雷神、胸から火雷神、腹から黒雷神、女陰から拆雷神、左手から若雷神、右手から土雷神、左足から鳴雷神、右足から伏雷神と八柱の雷神(いかづちがみ)が成った。

厳之霊(いかづち・雷)とは怒り、惧れの感情の神格化ともされる。

 

sakurai yoshi

 

sasaki makoto

 

higashi chika

 

[不合理ゆえにわれ信ず]展